2020年9月の灯油ローリー点検中にホースに手で触ると感じるぐらいの線傷が数本あるのを発見した。
何処かに引っかけたとかじゃなくホースを収納した時の曲がりの大きくなるところに薄っすら5本ほど亀裂が入ってきたようだったので、社内会議で亀裂の状態を日々確認し広がるようなら報告するよう周知しました。
10月にノズルパッキンの交換をタツノに依頼した際に担当者に相談すると、「厚みのあるホースなのでまだしばらく大丈夫です、お値段高めなんで来年でも交換しましょう。」とのアドバイスであった。
4月にはアース線が見え、5月下旬には亀裂が広がり始めたので、ホースを交換すべくタツノに見積もりを依頼しました。
見積金額は¥137,600円(税込み)で内訳は下記の通り
・ホース(25mm×30m) ¥87,300
・取替作業費 ¥24,000
・出張費 ¥11,000
・諸経費 ¥ 3,500
「前のローリーホースは10年もったんですが、3年で亀裂が入るなんて納得できない。もう少しまかりませんか?」と言ってみたが、嫌けりゃやめとかれみたい冷たい返事だった。
作業自体そう難しくないようなので、タツノに相談し弊社で交換する事にしました。
3年半でこの状態です、材質的に問題あるんじゃないでしょうか?
ホースを交換するため計量器カバーをスライドさせ、作業スペースを確保する必要があります。
下記の赤マークのナットを6本取外し、青マークのナットを緩めればカバーはスライドします。
消火器は取り外した方が作業しやすいです。
計量器カバーをスライドさせ作業スペースを確保
ホース接続部が確認できますので、ネジ接続を外して交換するだけです。
熱伸縮チューブでカバー。
ホームローリーの性格上、ホースが傷むのはノズル側3mぐらいなので熱伸縮チューブを利用しカバーしておきました。
あとは熱伸縮チューブが傷めばチューブのみ交換すれば長持ちしそうです。
事故のないよう綺麗なホースで綺麗な仕事をしたいもんすね。
ネット検索しても発見できなかった備忘録的なひと口メモ
ホース巻取り力の強弱の調整方法
計量器側の下カバー(+ネジ4本)を外せばギア下部分が確認できます。
ドライバー先のナットで調整できます。
・絞めれば強くなり緩めれば弱くなります。
・ナットにはミニ6角のイモネジが2本あるので注意して下さい。
・巻取りの強さを確認しながら調整し、決して強く閉めすぎない!